先日実施されたサピックスオープンの理科の後半、ゼンマイばねと歯車のなかなか難しい問題が出ていました。
これ、ノン君がGWに体験してきたまんまだったので、問題を見て「へえ、こんな偶然もあるのね。」と驚きました。
本番でもこういうラッキーな出題があればいいのに!
日常のちょっとしたことに興味を持って深堀して考える機会を持つことが、中学受験の理科・社会では大切なんだと、改めて実感です。
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遊びに行ったのは「しもすわ今昔館 おいでや」
長野県諏訪郡下諏訪町にある「しもすわ今昔館 おいでや」です。
公式サイトはこちら↓
諏訪大社の近くのようで、風情のある街並みの中にありました。
道沿いには足湯もあって、のんびりくつろげます。
諏訪湖周辺の精密機械工業に触れさせようかな、と思って訪問した先でした。
腕時計組み立て体験に参加
時計作り体験ができ、セイコーエプソンOBの技師の方が教えてくれるというのに、ノン君は参加。
腕時計既に自分のものを持っているけど、
「自分で作ってみたい!」
というので、時計の仕組みや精巧さに触れて勉強してきなされ!と一人体験に送り込みました。
(ノンママはガラス越しに見学&写真撮影)
なかなか細かい作業で苦戦しながらも、時計を一つ一つ組み立てていき、無事完成!
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時と時計のミュージアムを見学
時計作りのあとは、同じ建物内にある時計工房“儀象堂”という博物館的な展示を見学しました。
時計の仕組みについて、たくさんばねや歯車を使った展示があり、大人も一緒にへぇーへぇーと言いながら、見て回りました。
まさにサピックスオープンに出題されていた仕組みと全く一緒の物もあり、歯車の径や歯の数の違いを使った仕組みや、ばねの動力を生かす仕組みが分かりやすい展示になっていました。
クオーツの振動を使った仕組みは難しくて大人も???でしたが、歯車やばねのところは体験コーナー(自分でばねを巻いてみたり、歯車を動かしてみたり、噛み合わせてみたり)が充実していて、いろいろ学べる仕掛けになっていました。
肝心の正答率は?!
で、ノン君が、理科の最後の大問を全問を正解できたか?というと、当然×もあり、正答率100%(キラキラ)……ではありません!
そううまくはいかないです(苦笑)。
身の回りの道具を書く設問では・・・
全問正解を逃しただけでなく、ゼンマイばねと歯車を利用している身のまわりの道具を聞かれた設問では
「時計」
とは書いていませんでした!
あれだけ見学して体験したのに何で「時計」って書かなかったのかい!?
とノンママすかさず一人で突っ込みましたが、
ノン君が書いていた答えは
「メトロノーム」!
(な~ぜ~!)
これって〇なの?×なの?と自己採点では判別できずにいましたが、先日アップされた採点後解答用紙ではちゃんと丸が付いていました。
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後日、ノン君になんで時計って書かなかったのか聞いたところ、
「メトロノームも身の回りにあるからね」と。
ほう、ほう、たしかに・・・・。ピアノの練習の友ですね。
でもなんでメトロノームもばねと歯車だと知っていたのか?と聞いたところ・・・
↓↓↓
ノン君「前さー、オレがメトロノーム落として割れちゃったことあったでしょ?」
ノンママ「あー、ノン君がまだ1~2年生くらいの時に、メトロノームをピアノの上から落として、見事に粉々に割ってくれた事件、はいはい、有りましたねー。」
ノン君「その時さー、ぐるぐる巻きの金属と、ギザギザの丸い板が出てきたじゃん!覚えてないの?」
ノンママ「はぁー・・・・・・そうだったか。う~ん。何が出てきたかは覚えてないや。」
と、こんな感じの会話をしました。
メトロノーム壊しちゃった事件の時に、
「何落としてるの~!」
「ちょっとぉ!ピアノにも床にも傷がついてるじゃない!」
「もう直らないよ、これ!」
「なにこれ、めっちゃ部品が出てくる・・・・何ゴミで捨てればいいのよ!」
とキーキーわめいていたノンママの横で、彼は涼しい顔してそんな学びを得ていたんですね。。。
子供の観察力って、ある意味すごい。
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