Support RUN! 伴走の記録 ~SAPIXで2021年春中学受験~ 

2021年2月に受験本番を迎える、現在新5年生のノンビリ屋の息子(ノン)の中学受験に向けたあれこれをフルタイム共働きのノンママが伴走します。SAPIXの中規模校舎でα1クラスキープ中です。このまま維持して走り抜けたい!

伝統工芸 青山スクエアへ行ってきました 【蒔絵を体験!】

こんにちは、ノンママです。

昨日、SAPIX4年生社会のテキストに掲載されていた「伝統工芸 青山スクエア」へ行ってきました。

私ひとりで!(笑)

 

サピのテキストに掲載されているのを見て、ノン君が「ここ行ってみたいなー」と言っていたのです。

それを聞いてフムフム青山か・・・と思っていたのですが、今日近くまで行く用事があったついでにフラッと下見がてらノンママ一人で見学してきました。

楽しかったので、そのレポです。

  

 

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伝統工芸 青山スクエアってこんなところ

SAPIXテキスト440-35の「全国の伝統的工芸品を見に行こう!」というところで記載がありますね。

全国各地の伝統的工芸品が集まっている日本の中でも珍しいギャラリーらしいです。

伝統的工芸品って色鮮やかだったりきらびやかだったりするものが多いのに、モノクロのテキストではその素敵さや特別感が伝わらなくて残念に思っていたのですが、ここなら現物を見ることができます。

それに、一部の工芸品だけでなく日本全国のものが集まっているからまとめて見られて効率がいい上に、それぞれの違いまで見比べられる、とてもありがたいギャラリーだと思います。

 公式サイトのリンクです。↓

kougeihin.jp

場所は青山1丁目駅から徒歩数分、青山通り沿いで、カナダ大使館のすぐ隣です。

 

外観・内観(写真あり)

 

通りから見た青山スクエアはこんな感じ。↓

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入り口はこんな感じ。綺麗めな普通のビルという感じです。↓

 

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そして展示スペース。↓(撮影OKと確認済です^ ^)

 

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平日の昼過ぎということもあって、展示スペースは閑散としていましたが、係の方の話では「週末になると小学校中~高学年くらいのお子さんとその親御さんで大変にぎわっているのですよ~。」ということでした。

恐らくみんなSAPIX生、しかも4年生でしょうね。

さほど広いスペースではありませんが、所狭しと日本全国の伝統的工芸品が並べられています。

どれもきれいな作りで、実物を見ると引き込まれます。

染物もモノクロではわからないそれぞれの特徴の違いがはっきりと判りました。

 

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特設展示は「紀州伝統漆器展」

常設展示のほかに特設展示もあり、今は紀州漆器の展示が行われていました。

とてもきらびやかで、色鮮やかな漆器です!

見学していると係の方が「紀州漆器の伝統技の蒔絵の体験もやっているんですよ!週末はすごい行列になって、ご参加いただけない人もでるほど盛況で・・・」と。

見ると素敵なお盆が!

このお盆の色付けを蒔絵という技法で体験できるそうです。

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しかも、今やっている紀州漆器の特設展示はなんと明日までとのこと。

次の週末にノン君を連れてきたとしても、残念ながらその時にはもう終わっているんです。

ノン君、こんなきらびやかな漆器を見たら「すげー!すげー!(語彙力・・・・)」って絶対に喜ぶのに、見せてあげられなくて残念!

 

それなら今日私が体験してかえって、話だけでも聞かせよう!と思い立ち、ちょこっと体験していくことにしました。

 

いざ蒔絵に挑戦!

 時間があまりないので、お盆にあらかじめ線が引いてあるものを選びました。

時間がある人は、絵柄から自分で自由に描けます。

線の中に、漆代わりの接着用塗料を塗って、カラフル&キラキラのパウダーを撒いていく、それだけです。

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筆の説明や、本来使う漆の性質など、蒔絵をしながら紀州漆器の先生からいろんなお話を伺いました。

なんで漆は湿気があるほうが適しているのか、など、実はテキストを見て疑問に思っていたことを全部質問!

ノンママ、ノン君代理として頑張りました。

でも、ノン君に体験させてあげたかったし、直接話を聞かせてあげたかったな。

ノン君、“知識欲”がすごいので、ジャンルに関係なく自分の知らないことを教えてもらうということにとても喜びを感じる子なので。

 

おみやげ資料をたくさんもらった!

 

蒔絵体験はサクッと終了し、大満足でした。

 

帰ろうとしたところ、係の方から「よろしければこれもお持ちください」と、たくさんお土産資料をいただきました。

家に帰ってからノン君に話してあげながら資料も見たところ、なかなか素敵な資料ばかりでした。

 

  • 伝統証紙見本のチラシ:金色のキラキラと素敵な刷り物でした。
  • 日本列島の地図と一緒に各地区の伝統的工芸品が示されているポスター:見ているだけで楽しい!
  • 伝統的工芸品の作り方QRコードがまとめられているプリント:ノン君はこれに一番食いついていました。

それぞれのQRコードで飛んだ先には動画があり、伝統的工芸品を作っているところと素敵な編集の動画で見られます。

木からこけしを削りだして色鮮やかな色付けを手作業で行っている様子だったり、金箔をたたいて伸ばして貼り付ける様子だったり、職人さんの技をきれいな映像で見ることができます。

動画は各3~6分程度なので、気軽に見れます。

ノン君これに大喜びで、自分のiPadで順にQRコードを読み取って、動画を見まくっていました。(あれれ、復習テストのお勉強はどうなった・・・・?)

そして一言「伝承に何年も何十年もかかるって書いてあったけど、これを見ればそりゃそうだって思うよね!すごすぎる!」と。

 

伝統工芸と工場による大量生産の違いとそれぞれの利点・欠点を、動画のおかげで実感として飲み込めたようでした。

 

まとめ

 

今日はノン君を差しおいてノンママだけで行ってきましたが、週末にはノン君もつれて再訪したいなと思っています。

 

今週末からは加茂の桐箪笥が特設展示のようです。

箪笥・・・あまり知らない面白い世界が、また広がっていそうな予感がします。

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