こんにちは、ノンママです。
先日近くの梅農家に梅もぎに行ってきて、自宅で梅ジュースを作っています。
梅酒でもいいんですが、子供も飲めるようにホワイトリカー抜きの梅シロップ(水で割って梅ジュース)です。
ノン君が詰めた、詰めたての梅ジュースボトルがこちら。
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ほとんど梅と氷砂糖が入っているだけで、こんなものでいいの??と思いますが、その日のうちに状態が見る見る変わっていき、ノン君と楽しく眺めています。
で、
これが2日目の写真。
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梅の色がすっかり変わり、水分も多くなってきました。
1日1回程度、転がしたり、ふたを開けてガスがたまっていないか確認したりしています
10日ほどすれば飲めるようです。
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ノン君的には、何でこんなに水分が出てくるのかわからないようです。
浸透圧、まだ習ってないですからね。
図を描いて説明してみましたが、ノン君はちゃんと理解できたでしょうか。
でも、説明をしていて途中で気がつきましたが、アルコールを使った梅酒はともかく、アルコール分を使わない梅ジュースの場合、理論上梅エキスが出にくいですね。
梅エキスはアルコール溶解性は高いが、水への溶解性は低いと一般的に言われているようです。
そのため、アルコール+なら、梅エキスが梅の中に吸われたアルコールに溶け込み、その後浸透圧で実の外に一緒に引っ張り出されるということがわかるのですが、梅ジュースの場合は水にわずかに溶けた梅エキスが浸透圧で外に引っ張り出されるだけになると思われます。
そのためか、梅ジュースのレシピを見ると、水分がたくさん出て梅ジュースっぽくなってもそれで完成とせずに、そこからさらに数日寝かしています。
その数日の間にくったくたになって組織構造が壊れた梅の実から梅エキスが出てくるのを待っているのかな?・・・と一人でいろいろと予想してしまいました。
実際のところはどうなんでしょうね。
自分ではわかっているつもりでも、いざ人に説明してみると、自分でもあいまい理解だった場所がわかる!という良い例になってしまいました。
ノン君に
「ほらね、人に説明するというのは、自分の良い勉強にもなるのよ!」
と反面教師にして言っておきました。
「はいはい。もうちょっとググっておいて、わかったら整理して教えて!」
とデジタルネイティブ世代っぽい返答をされましたが。
便利な世の中になっていますが、梅ジュースの科学的説明ってあんまり見つからないんですよね。。。
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