こんにちは、ノンママです。
ぽかぽか天気がいいですね。
庭の雑草も順調にニョキニョキ生えてきています。
ノン君に草抜きを手伝ってもらうと、ノンママとは違うところに目が付くようです。
雑草抜きそっちのけで、ヤンヤヤンヤと楽しんでいました。
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“スギナ”、“オオバコ”を発見!
すぐに、
「お、スギナ発見!」
と聞こえたので、どれどれ、と見に行ったら確かにスギナが生えていました。
名称はテキストや図鑑でしか見たことがないはずですが、現物を見て名前と一致できるもんなんですね。
ノンママもスギナというものは知っていますが、草を抜くときは単に”雑草”としか考えておらず、なかなかそのものの認識はしていませんでした。
「やばい、根が強いくせに茎がもろくて途中で切れる!」
と、スギナはうまく抜けなかったようです。
その後も、「お!オオバコ見っけ!」と次々に知っている雑草を発見。
生きた経験をたくさん積んでもらいましょう。
(えっ?!、庭に雑草生えすぎって?照)
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“風で飛んだ種”から風の向きを予想
去年、花が咲いたあと株を片付けずに放置していたノースポールとオルラヤホワイトレース。
どうやら種が飛びまくっていたようで、庭のいろんなところにこぼれ種から芽を出していました。
ノン君は
「あ、こっちにも!こっちもだ!」
とこぼれ種から出た芽をたどっていき、
「ねえ、種ができたのって、季節は夏?」
と聞いてきます。
「うーん、初夏かな」
と答えると、
「やっぱりね!」
と言います。
聞くと、
去年植えていた花壇より北西の方向にたくさん種が舞ったようだから、夏の風の方向かなと思った。
とのこと。
うーむ。。。言われてみれば方角はそうかもしれないけど、単にそちらの方向の土の状態が良かったり、その後掘り起こされることがなかったとか、そういう理由のほうが大きい気がします。
でも、
「へえ、そういう見方で考えたことなんかなかったわ・・・」
と、わが子ながら感心させられました。
“ロゼット”を発見!
玄関前の苗を見て、
「わ、この前までロゼット状だったのに、もう立ち上がってきてる!」
とノン君。
恥ずかしながら「ほら、ロゼットだよ!テキストに載っていたでしょ!」なんて気の利く声掛けはしてこなかったので、ノン君が勝手に「ロゼット状だな」と心で思いながら毎日通過していたんですね。びっくり。
「もう立ち上がっている」とはなんぞや?と聞いてみると、
「え、ママ知らないの?ロゼットの形をしていると冬の冷たい風から耐えやすいし、効率よく日光を浴びることができるから、寒いうちに植物がとる作戦なんだよ。」
「それが暖かくなってくると、徐々に立ち上がって茎をのばしてくるわけ。今、ちょっと立ち上がってるでしょ、春が来てるってことなんじゃない?」
と。
へぇー、なーるーほーどー。
ロゼットという言葉と形は知っていたけど、理由までは知りませんでした。勉強になります!
すごいな中学受験。すごいなSAPIX。ポヤポヤの少年にここまで知恵を付けてくれるなんて。。。
雑草抜きから中学受験へ思いを馳せる
たかが庭の雑草抜きの一コマでしたが、中学受験の勉強を始める前に比べると、ノン君がぐんと大人になったように感じました。
勉強をしていなかったら「雑草だなー」としか思わなかっただろう状況なのに、物を知ったことで、春を感じられるようになったり、風の方角を意識してみたり、ぐっと生活が豊かになったように思います。
中学受験は志望校に合格させて子供の将来の進路の選択肢を広げる!という、直結しやすい到達点に目が行きがちですが、人生を楽しむためのスパイスとしての知識も身に着けることができるんだな、とこういうときに改めて感じます。
勉強に時間をとられがちな毎日で「これでいいのかな?」と不安に思うときもあるのですが、こういう期待していなかった副産物を感じた時に、親として学びの機会を子供に提供できている現状が間違ってはいないようだ、と確認ができました。
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