こんにちは、ノンママです。
先日お出かけ記事で「本所防災館」へ行ったことを書きましたが、その時書ききれなかった面白い体験がありましたので、追記記事です。
前回の記事「本所防災館へ行ってきました!」はこれ↓
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面白かったもの、それは ”液状化実験装置”!
体験コーナーのわきにひっそりとそれはありました。
筒状になっている透明な容器の中に砂が入っている、ちょっと地味な見た目です。
↓
最初は何の気なしに、手前についているボタンを押してみました。
すると、ウィーン、ウィーン、ウィーン・・・ウィンウィンウィン!!!と模擬地震が発生し、砂とその上に置かれた建物の模型がゆっさゆっさ揺らされます。
20秒くらいでしょうか、それくらい揺れた時突然砂の中から水が上がってきて、地表面(砂表面)はでこぼこの水浸し、家の模型は斜めに傾き半分砂の中に埋もれてしまいました。
それが本当に一瞬の変化で、何ごと?という感じのびっくりでした。
ノン君は「うぉー!すげー!液状化現象初めて見た、半端ないしー!」と大喜び。
ノンママはよくわからない装置だな程度にしか思っていませんでしたが、ノン君はすぐに液状化現象という言葉がでて、SAPIX侮れん!と思います。
・・・が、ノン君に言われてよく看板を見てみると”液状化実験装置”とちゃんと書いてありました。
↑沈んでしまった家の模型と、地表に上がってきた水
あらためて現象を考える
最初は砂質ではあるものの、地表面は乾いていてしっかりとした地盤に見えました。
ただ、地盤の下の方には水分が多く含まれていたのだと思います。
ユサユサ揺れている間に砂が揺り動かされたことでバラバラになり、中の水が地盤から分離して上がってきてしまう。
そして、地表が水浸しになったり、水が抜けた分地盤沈下が起きたりする、ということでうよね。
実験装置では家が傾いて半分土砂の中に巻き込まれていて、本当の家だったらなんて怖い状況だろう!と思いました。
百聞は一見にしかず!を知る
ノン君もテキストやニュース(札幌の地震)で液状化現象という言葉には触れていて、文字上の理屈はわかっていたと思いますが、こうやって再現装置で見ると”へぇ、本当にそうなるんだなぁ”と実感を込めて理解できます。
砂状の地盤だと起こりやすいというのも、一度見れば記憶に残ります。
やはりこういう身をもった体験って大事だな、と思ったとある週末でした。
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