こんにちは、ノンママです。
組分けテストと復習テストの合間の週末なので、のんびり過ごしていますが、ウッドデッキをふと見ると黄色い粉が積もっていることに気が付きました。
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黄色い粉が出現
実は毎年この時期になると、雨が降った後にウッドデッキに黄色い粉が付いています。
こんな感じです。↓
黄砂か花粉かただの砂なのか正体不明でしたが、ノン君が子供用の顕微鏡を持っていたことを思い出し、一緒に観察してみることにしました。
顕微鏡といっても本当に簡単なつくりのものなので、標本(プレパラート)を丁寧に作ったりしません。
セロハンテープの粘着面に黄色い粉をチョイチョイと付けて、テープを折り返して挟み込み、これで完成です!
顕微鏡で観察
最初は粒の集団にしか見えなかったので、
「なんだ、砂か。」
と思ったのですが、ノン君と交互に覗き込んでいると、
「なんかパックマンみたいな形のものが多いよね~」
と気が付きました。
こんな感じです。↓(適当に撮った写真なので、ピントも甘い写真ですが。)
早速花粉画像をネット検索してみると「スギ花粉」で同じように見えることが判明!
しかも、パックマンみたいに見えるのは、花粉が水にぬれて割れて、中の抗原がでたあとの殻とのこと。
なるほど、降った雨が乾いた後に出現する黄色い粉なので、花粉は雨に混ざって降ってきていて、その過程で中の抗原は飛び出たんでしょうね。
染色も何もしていない標本なので抗原は判別できませんでしたが、見えにくいだけで黄色い粉の中に混ざったままかもしれませんね。
そう分かってじっくり見てみると、有るわ有るわ・・・パックマンの大集団でした。
あの黄色い粉の正体は、「スギ花粉(の殻)」だったんですね~。
我が家は幸い花粉症の人がいないので、「うへぇ!」で済みましたが、花粉症の人だったら恐怖の黄色い粉なんでしょうね。
使った顕微鏡
今回観察に使った顕微鏡はこちら↓
数千円の安いものですし、構造もいわゆる理科室の顕微鏡ではなく、とても簡単なものです。サイズもコンパクトだし。
でも意外と性能は優秀で、よく見えます。
コスパの高い顕微鏡として愛用しています。
接眼レンズのところにスマホのカメラレンズを押し付ければ、ここに載せたような顕微鏡写真も簡単に取れます。
ノン君は、きれいな花弁や、夏にバシッと仕留めた蚊など、ちょっと見てみたいものをセロハンテープに挟んで、観察して楽しんでいます。
虫は顕微鏡でみると「うへぇ!」な代物ですが、足の先の構造など、見れば見るほどよくできていて、子供は楽しいようですね。
(例示)テキストを見ると
手元にあるSAPIXテキスト↓
この上に顕微鏡を載せて・・・↓
覗き込むとこんな感じ↓
印字部分がインクの点で構成されていることが見事にわかります♪
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