こんにちは、ノンママです。
理科が人体に入りましたね。
今日は、ノンママが妙に神経質にこだわってしまった、人体の記述の重要キーワードである「表面積」について。
テキストを見ても、模範解答を見ても、あいまいな記述ばかりで本当にイマイチ・・・・キーっ!と思います。
毛細血管の表面積について
「毛細血管が細かく枝分かれすることで表面積が増え、物質の交換の効率があがる」
とかって書き方を多くされているのですが、厳密にいうとこの文章は意味が通る書き方になっていません。
表面積というからには、
「何の」
「何に対する」
表面積なのかを明確にしてほしい!とノンママはもやもやします。
これって、正しくは、
「毛細血管が細かく枝分かれすることで、毛細血管の血管壁の表面積が増え、血液と血管周囲組織が接近する部分が増え、物質の交換の効率が上がる」
だと思うのです。
ノン君に本質を理解しているのか聞いたところ、やっぱりあいまいに
「何かの表面積が増えて、なんかいい感じ・・・」的なざっくりとしたとらえかたでした。
これはノン君が悪い訳ではなく、どこにも明確に書いていないのだから、どうしてもそうなりますよね・・・。
肺胞の表面積について
これは、
「肺胞の表面積が増え、ガス交換の効率があがる」
となってます。
これまたノンママは溜息なのです。
「肺胞壁の空気に対する表面積が広くなることで、空気と肺胞壁に張り巡らされている毛細血管とが接近する部分が増え、ガスの交換の効率が上がる」
が正しいですよね。
スポンサーリンク
柔毛の表面積について
これも、
「柔毛によって表面積が増え、栄養分の吸収の効率があがる」
みたいに、これもまたざっくりと書かれていることが多いです。
まあ、これは肺胞に比べればイメージしやすいからこのままでも通じるといえば通じるんですけどね~。
でも、容赦なく
「柔毛によって、腸内液に対する腸壁の表面積が増え、腸内液と毛細血管・リンパ管が接近する部分が増え、物質の吸収の効率が上がる」
だからね!!
と、これまたノン君に対して協調!
もうここまでくるとノン君も漠然とした“表面積”理論ではノンママには許してもらえないと観念したようで、「何の」、「何に対する」表面積なのかを記述文にも書くようになりました。
まとめ
実際のテストではそこまで正確に記載しなくても
- 「表面積」
- 「広くなる」
- 「効率が良くなる」
のキーワードが含まれていれば丸がもらえるんだと思うのですが、
本質を理解していないと主語が変になっていたりするので、頭の中の理解としては確実にしておきたい!というノンママの変に神経質なところが出てしまいました。
うーん、いらんこだわりなのかもしれないけど、こだわりたい。。。
スポンサーリンク